地方民から見た米不足

世間では米不足と言っている。

確かに、地方在住の私の周りのスーパーでも販売されている量は少ないと感じる。

だからといって、米不足だと感じるかというとそうではない。

理由はいくつかあるが、まず第一にこの時期はもともと米が不足しやすい。と言うことだ。

この時期は早生の品種の新米の刈り取りは始まっているが、メインの品種であるコシヒカリ及びにそれから派生した品種の刈り取りはほとんど始まっていない時期である。

そのような時期に小売業者がわざわざ人気のない早生の品種や古米を仕入れるか?いや仕入れないだろう。

なぜならば、もう少し待てば良く動く商品が入ってくるからだ。

そのような時期に、わざわざ長期在庫のリスクのある商品を仕入れないだろうと思う。

次に、私の住む地域は住居より水田の方が多いような所だ。そして、その水田には実って頭を垂れた稲穂が育っているということがあげられる。

そんな状態で、米不足!米が買えない!と言われても、いやまだ刈ってませんけど?としか言えない。もっとひどく言うと、あなた方米の収穫時期知っていますか?と言いたくなる。

実際に、飲食業界や食品製造業界では米が不足している気配がない。それは、多くの飲食店や食品製造業者はそこまで品種や新米に拘らないからだろう。よって、もともとこの時期の古米や早生の品種は小売業者ではなくそちらの業界に売り先がが決まっている事が多いのではないか?ゆえに、ますます小売業者並びに、消費者には米がとときづらいのだろう。

したがって、私の意見としては

米の収穫を待て!米の収穫が始まって流通が始まれば値段はともかく、買えない状況は解消される。

である。

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